TRUST eマネージアルティメイトを使用して、燃料噴射量、点火時期、ブーストリミッター、エアフロ補正等の項目を適正化し、ノーマルの低中速型の特性は維持したままパワーアップできます。
個体差や使用パーツにより1台1台セッティングは異なるので、空燃比計をセットして、実走にて現車合わせセッティングしています
TRUST eマネージアルティメイト ¥62,000
ノーマルタービンで過給圧を120kpa程度にする場合や、タービン交換する場合は交換をお勧めしているSARD製130L/hフューエルポンプです。
専用ストレーナー付き
ハイブースト時にも安定した燃圧を確保し、燃圧不足によるエンジンブローを防ぎます。交換の際は燃料タンクの脱着が必要です。
¥20,000
タービン交換車両で過給圧を上げる際に必要となるSARD製インジェクター。
12ホールタイプで霧化に優れ、フルチューンエンジンまで対応可能な380cc。
装着の際はコンピューターセッティングが必要です。
¥12,500/1本
扱いやすさを維持しながら、増大したエンジンパワーを確実にタイヤへ伝達します。
過走行でクラッチが消耗している車両や、タービン交換をする場合は純正クラッチでは
滑ってしまう事もあるので事前の交換をお勧めします。
ノーマルでのパワー不足を感じているジムニーオーナーは意外と多いのではないでしょうか?
オフロード走行や街中での低中速トルク重視する場合は、MSK6−06タービン
オンロード走行や、多少低速が犠牲になっても高速の伸びとパワーが欲しい 場合は
MSK6−07タービンがおすすめです。
タービンポン付けでは正直物足りないパフォーマンスも、サブコンを使った現車合わせセッティングにより性能を引き出し、タービン交換車らしい圧倒的な速さとトルクを実現します。
モンスターK100ターボキットを装着し、TRUST e−マネージ アルティメイトでセッティングしたK6Aは、ノーマルとは段違いの加速力を発揮し3500回転〜6500回転までのパワーバンドでオンロードでは気持ちの良いエンジンに仕上がっていた
この仕様でしばらく楽しまれていたが、オーナー様の更なるパワーアップ&高回転を回したいという希望で、ワークスRのカムを組み込み仕様変更後、再セッティングすることになった
ワークスRのカムは現在も新品で入手可能、カムを組み込む際はシムを入れ替えてバルブクリアランスの調整が必要
今回はEX側が基準値から大きく外れていたので、シムを注文し組み込み
クリアランスのばらつきを無くし、均一な空気量を各シリンダーに吸入させる
ナラシ後、e−マネージアルティメイトでのセッティングを開始
60φのマフラーが影響しているのか、6000回転以降でブーストが上がりすぎる現象が発生し、120Kpa付近でブーストカットが入る
e−マネージアルティメイトで、ブーストリミッターが入らないよう設定したが5000〜7000回転付近でランダムにブーストカットのような症状が発生
日立 HDM3000にてロギング&ダイアグ確認すると、純正ECUの圧力センサーの電圧チェック機能が非常にシビアだということが分かった
ブーストリミッター解除機能は使えないので、別の方法でブーストカットが入らないようセッティング
試行錯誤したが、無事セッティング完了
ブースト120kpa以上は純正インジェクターでは容量不足となるので、マフラーを加工しブースト115kpa程度に抑えセッティング
HDM3000が無ければ、非常に難しいセッティングとなっていただろう
(画像は別の車のもの)
この年代のK6Aのみ、純正ECUのチェック機能が強化されている模様
セッティング後は、カムの効果が表れ4000〜7500回転まで回る気持ちの良い
エンジンに仕上がった
ジムニーはギア比とパワーバンドの関係で、ノーマルでは車速が伸びなかったが、この仕様だと高回転まで引っ張れるのでワインディングでも気持ちいい(ワインディングを攻める車ではないが・・・)低回転を多少犠牲にしても伸びが欲しい場合は効果ありのチューニングではないだろうか
当店ホームページを見て、ご来店のお客様
雑誌やネットを見て、これを着けたら○馬力アップという謳い文句に引き込まれ!?
色々とパワーアップ系パーツを付けたけど全然速くならなかった、との事
はい、変わらなくて当然です。JB23Wジムニーはパーツポン付けでは全然速くなりません
ジムニーのパワーアップにはパーツの性能を引き出すECUセッティングが必須です
80馬力仕様のタービン、インタークーラー、エキマニ、メタル触媒、マフラー、圧力センサーに割り込ませる燃料コントローラーのような物?等フル装備状態でしたが、ノーマルとほとんど変わらない状態でした・・・
これだけパーツを付けて変わらないのはもったいないですね
ご相談の結果、今ついているもので使えるものは使って、e−マネージアルティメイトを使ってセッティングする事に決定
セッティング時に不要となる怪しいコントローラーのようなもの?は取り外して
タービンの性能を引き出す為にブーストを130kpa程度まで上げるので、130L燃料ポンプと380ccインジェクターに交換してセッティング
6型はブースト115kpa〜120kpa程度でブーストカットが入るのだが
これを回避させるのが非常に難しく、色々な場所や条件で走らせながらセッティングする事が重要となります。
以前からのトライ&エラーでその辺りのノウハウは蓄積しているので、今回も同様にセッティングしたが、A/T車ならではのキックダウンや負荷のかかり方の違いでかなり苦戦しました。考えられるあらゆる条件でテストし問題を洗い出しながらセッティング完了。低中速からトルクアップし、坂道での追い越しや高速での巡航が楽しくなるジムニーが完成しました。
ジムニーで砂浜や河原の走行も楽しんでいるお客様
以前からパワー不足を訴えていましたが、オフロードの走破性を高める為に
外径の大きなタイヤを履いたことでパワーが喰われて、更に出足が鈍くなり
我慢できずにタービン交換に踏み切りました
ジムニー用タービンは色々なメーカーから発売されていますが、当店では以前から
実績のあるモンスターMSK6−06タービンをチョイス
低速を犠牲にせずにパワーが欲しい、というリクエストにこたえるため目標馬力を
得られる最低限のサイズを選ぶことで、レスポンスを損なわずに100馬力オーバー
を実現します
この車両は非常に抜けの良い、TRUSTのメタキャタとマフラーを装備しているので
このタービンをポンづけするとハイブースト時にブーストの安定性が悪くなってしまうので、新品を一度バラシてバイパスポートを加工してから組み付けます
これをやらないと、ブーストコントローラーを装着してもほぼ無意味と思えるくらいに
コントロールが効かない状態になってしまいます
タービンの性能を使い切るブースト150kpaでセッティング
毎度おなじみE-マネージアルティメイトを使ってセッティングしたが9型はTRUSTでも装着例がない為、配線図を見ながら装着
圧力センサーがBOSCH製に変更されていたり、A/Fフィードバック領域が広がっていることによる弊害も考慮しながら、難解ながらもセッティング完了
デカいタイヤをものともしない、圧倒的な加速のジムニーが完成しました
オーナー様の試乗後の感想は『速すぎる』との事でした
何度も言ってますが、ジムニーのパワーアップはコンピューターの現車セッティングが
キモになりますね