2T-Gエンジンをオーバーホールしました。40年以上前のエンジンですが
2T-Gが現役の頃に、数多くのエンジンチューニング&オーバーホールをしていた当店社長のノウハウと、
当時とは段違いの精度の高い機械加工技術の融合により2T-Gエンジン本来の性能を引き出します。
亀有鍛造ピストンを使った1,750ccで低速から高速までトルクフルに仕上ります。
高い精度で組み上げられたエンジンは、アイドリングでは打音やメカニカルノイズが少ない
静かなエンジンですがアクセルを踏み込めばノーマルでは味わえない太いトルクで高回転までスムーズに
吹け上がります。キャブレターもオーバーホールして本来の状態でキャブセッティングすることにより
エンジンの性能を引き出します。
ブロックは錆を落としてから再塗装 フリクションを最大限減らすためダミーヘッドボーリング
亀有鍛造ピストンと純正ピストン 40年程でピストンもここまで進化している
コンロッド重量差が最大20グラム以上と現代のエンジンでは考えられない程のばらつきなので
研削&研磨により重量差を5分の1まで抑えた 0まで減らさなかったのは強度を優先したため
重量差にこだわりすぎて強度低下したのでは本末転倒となる為
ブロック側面の打ち込みプラグも新品に打ち替え キャブレターはウオーターブラストで洗浄後にフルオーバーホール
エンジンの性能を最終的に決めるのはキャブレターなので手が抜けない部分
どんなに良いエンジンでもキャブレターが悪いとダメなエンジンとなってしまう
左 ビフォー 右 アフター