スカイラインGT−R リフレッシュREFRESH



スカイラインGT−Rに長く乗り続けるために、経年変化や過走行で傷んだ個所を
リフレッシュしてトラブルを未然に防止

エンジン廻り リフレッシュ


 インマニ下水回りホース
エアホース交換
ラジエターホースは交換したけど、それ以外の水回りホースは換えたこと事が無い、という方は多いのではないでしょうか?
インマニ下の水回りホースやエアホースは長期間エンジンルームの熱に晒され続けて劣化してカチカチになっています
劣化したホース類は水漏れの原因になります
大切なエンジンを壊さないためにも劣化したインマニ下ホース類の交換がお勧めです
 


   


     

スカイラインGT−R BNR32 リフレッシュ例


   タイミングベルト交換の見積もりでご来店のお客様
吸排気すべてノーマルの珍しい車両ですが、内外装共にとても綺麗な車両で大事にされているのがよくわかります。
お話していくうちに、この車を新車から21年間乗っているけどインマニ下の水回りホースや
エアホースを1度も交換していないとの事で、リフトアップして各部点検してみるとやはり無交換でした。
その他にも、ドライブシャフトブーツの破れやステアリングラックブーツの破れも見つかり
この車を安心して乗れるようにタイミングベルト交換と同時に修理しました。

     

     
   
   定番のスロットルガスケットの破れからのエア吸い&エア漏れ アクセルオフ時にたまにマフラーから『ボン』と
    音がしていたのはここが原因だったのでしょう。しかし21年モノは初めてみましたが、破損の仕方も凄いです。

     

    インマニ下ホースを交換するために部品を外していくと、色々とトラブル発見。クーリングファンのカップリングが
衰損してほぼ固着していました。ここが固着すると騒音の増大や抵抗が増えて燃費悪化にも繋がるので、
同時交換しました。

     

    またまたトラブル発見、エアエレメントの淵ゴムの一部が破損していました。以前に他で作業したときに破損した
    と思われます。エアクリーナーケースまわりは非常に狭く、無理にエレメントを押し込むとこのように淵ゴムが破損
     しゴミを吸ってしまいますので、慎重かつ確実な作業が必要です。また、ラジエターホース内面にシールパッキンが
  塗られていました。よく見る光景です。アルミハウジングの腐食からの水漏れを防ぐ目的かと思われますが、
     内面にはみ出したパッキンが外れて水路に流れて水路の詰まり等の原因になっても困りますので、対処療法ではなく
    ハウジングを新品に交換するなどして、根本治療しましょう。もちろん今回はハウジングも新品に交換しました。